• Daisuke Matsuura

選手へかかる負担を簡単に計測する方法!!RPEの使用法



本日は、RPE (自覚的運動強度)についてお話します。

RPEは、

スポーツに限らず、

健康業界でも広く使用されています。


RPEとはなんでしょうか?

そして、

RPEはスポーツ選手に、 何をもたらしてくれるのでしょうか?

RPE (自覚的運動強度)は

選手が主観的にトレーニング内容を評価し、

その負荷を計測するためのツールです。


実施したトレーニングの強度と、

フィットネスレベルの変化を測定できる、

優れた方法だと考えています。 そこで得られた結果は、

トレーニングを計画・調整する際や、

チームが目指す体力水準を設定するときに役立てることができます。


RPE(自覚的運動強度)の実施方法 RPEを実施するのは簡単です。


トレーニングや試合の実施後に、

選手たちがそこで感じた強度を

1~10点の間で採点してもらいます。


選手たちが主観的に感じた負荷を、

数値にしてもらうのです。


選手の体感した負荷を知ることで、

コーチはセッションの負荷設定を見直す際や、

トレーニングの組み合わせを調整するために、

活用することができるでしょう。


試合で選手が感じるRPEを

知っておくことにより、

普段のトレーニングを

試合の強度に近いものにしたり

技術や戦術の習得に焦点を当てるために、

あえてRPEを低く設定したりすることができます。


また、RPEスコアを考える際は トレーニングの継続時間を考慮に入れることも有効です。 トレーニング自体の負荷と、

その実施時間をかけ合わせることで、

よりチーム実情に近いRPEスコアを

測ることができます。


※今回紹介している、

RPEは1〜10点で

トレーニング負荷を評価していますが、

6〜20点でトレーニング負荷を評価する、

ボルグスケールという方法もあります。


皆様のお好みに合わせて、

実施・継続しやすい方法を

採用されると良いと思います。

point!! RPEで、選手のトレーニング負荷を測れる!




RPE (自覚的運動強度)を計測する際の注意点

より正確なRPEを出すためには、注意が必要な点があります。


1つ目は、

「トレーニング直後にRPEを実施する必要がある」

時間が空いてしまうと、

その時感じた主観的な

印象が変化してしまうからです。


また、

トレーニング最後に行った

ドリルだけでなく、

セッション全体について

考えることも大切になります。


2つ目は、

「他人の主観に影響を受けないようにすること」

具体的には、

トレーニング終了後、

選手同士が話ながら、

練習の内容について確認し合うことがあります。

しかし、

RPEでは、

他のチームメイトがトレーニングを

どう評価しているかは重要ではありません。


他の誰かの影響を受けずに、

自身の主観に基づいてトレーニングを

評価することが大切です。


それが、

現時点での自分のレベルを

知ることにもつながっていきます。

他のチームメイトからの影響を小さくするために、

上記のような得点スケールを

選手に提示するのも、

1つの良い方法です。




これによって、

選手たちは自分たちの主観を、

より一貫した基準で

判定にすることが可能になるでしょう。


Point! RPEは、1人で行える環境を作ろう!!!!




RPEとパフォーマンス 選手が発揮するパフォーマンスには、

多数の要因が関係しています。 制御できないものも多いですが、

一部の要因であれば、

こちらから測定し、

コントロールができるものもあります。


そういった意味で、

選手が感じるトレーニングの負荷と、

彼らのフィットネスレベルへの理解は、

コントロールしうる

パフォーマンスへの影響要因として、

非常に重要になります。

RPEはその2つを理解し、

トレーニングの調整に役立てるために、

簡単に導入できるツールです。


この方法を利用し、

身体に強い負荷がかかる高強度のトレーニングと

負荷の低い技術戦術トレーニングを

バランス良く取り入れる。


そして選手の主観的な

フィットネスレベルを考慮して、

トレーニングを

実施していくことが

重要なのではないでしょうか


point!! トレーニング負荷をバランス良く考えよう!!




RPEの活用例「把握」と「比較」 RPEを使用して トレーニング内容を評価し、

総合的な負荷を観察する方法をご紹介します




①トレーニング負荷を把握する

最も簡単な方法は、

まず実際にRPEを実施して、

トレーニング全体に

RPEスコアつけることです。 この方法では

トレーニングと週末の試合を含む、

1週間単位での合計RPEを測定できると便利です。






②トレーニングを比較する

①によって、

トレーニングの強度を大まかに把握したら、 そこで計測したRPEスコアを

もとにトレーニングを計画し、 さらに、

トレーニング後の

選手のRPEスコアと比較してみましょう


計画されたRPEが

トレーニング後のRPEと近い場合は、

そのトレーニングセッションの目標は

達成されたといえると思います

また、

もし計画したRPEが

実際のRPEと大きく異なった場合は、

なぜ大きな差が生まれたのかを

検討することで、

次のセッションを

より良く調整するための

重要な材料になるでしょう。


以下のグラフのように、

トレーニング計画時と

実施後のRPEをビジュアル化し、

継続的に比較していくことも、

チームのトレーニングを

振り返る方法として

良いのではないでしょうか?




Point!! トレーニング負荷を把握し、比較し、負荷をビジュアル化しよう!!




怪我からの復帰にRPEを活用する

RPEは、

オフシーズンのトレーニング開始段階や、

怪我をした選手の復帰までの

経過を見ていく際にも有効です。


怪我をした選手の復帰前の

トレーニングにおいては、 選手自身が出来る思う強度よりも、

少し低めの負荷になるように

週の合計RPEを設定して、

トレーニングを行うのがオススメです。


たとえば、 RPEが4または5のキツくないトレーニングを、

実施時間も短めに設定して行う、

という形です。


怪我明けの選手にとっては、

負荷レベル4~5のトレーニングが、

最初は負荷レベル6~8に

感じるかもしれません。


ですが、

トレーニングを行っていくことで、

主観的な負荷がどんどん下がっていくでしょう。


それを通じて、

選手が自らのコンディションや、

負傷部位に自身を感じ始めたら、

徐々に強度の高い

トレーニングへ移行していくようにします。




Point!! 怪我の復帰明けの選手のパフォーマンス調整にRPE!!

GPSによる、

客観データとの併用 選手の主観的なデータを

提供してくれるRPEに加えて、 SPT2 GPSユニットで

計測した客観的なデータを

活用することは、 週ごとの負荷や

パフォーマンスを

簡単でかつ、

効果的に計測・管理する

有効な方法です。


それら2つを

必要に応じて組み合わせることで、

より深くチームのパフォーマンスを

理解することが出来るでしょう。


そこで得られた理解やデータは、

トレーニングの計画や

体力水準の目標設定の際に、

1つの視点を

与えてくれるのではないでしょうか。


今回の記事は以上になります!


いかがでしたでしょうか?


皆様が目標とする大会で、

チーム全員が最高のパフォーマンスを発揮するために、

少しでもお役に立てる内容になっていれば、

嬉しく思います!


最後までお読み頂きありがとうございました!


SPT  GPSはワールドカップ公認なりました!!




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